2013 東北支援交流活動 その1

<東北への思い>

2011年3月11日東日本大震災が起きました。

ご縁をいただき、誠信会は、宮城県東松島市大曲保育所・大曲浜保育所の物資支援・交流を2011年4月・5月・6月・10月その後も支援をさせていただきました。

そして、もう一か所、2012年夏、社会的養護を必要とする児童の研修の中で、同県名取市社会福祉法人みのり会の津波・地震を乗り越えたお話がご縁で、法人では、市内のイベントや祭りで、障害者就労支援事業所みのり園さんのクッキーやキャラメルを販売し、微力ながら協力をさせていただきました。

2013年のその後の東北を、この眼で確認し、この耳で聴き、今の東北を感じる心を大切に、そして、今、富士市で直面している南海トラフ・富士山爆発・・いかにして、ご利用者様の命を守る社会福祉法人として、地域の皆さんとのつながりが少しでも安心につなげらる社会福祉法人になるには??・・

たくさんの思いを胸に抱え、東北支援交流を企画しました。

 

<11月18日早朝、東北に向けて・・>

P1060911誠信会職員11名は、11月18日(月)5:00富士市比奈を出発しました。

その中の職員には、2年前の支援物資を届けてきた職員も複数参加していました。それぞれの職員の思いを胸に、暗闇の中、一路東北・宮城県にバスを走らせました。

 

 

 

P1060910

 

理事長の思いあふれるあいさつの後、見送りに来ていただいた渡井施設長、石川課長、そして、熱いエールで送り出してくださいました鈴木施設長。

早朝の暗い中、お見送りありがとうございました。

 

 

P1060916道中には、二年前に行った時のDVDを見ました。実際に行った方の言葉や行ったことのない人の反応・・それぞれの胸に思いをしまい、車中を過ごしました。

普段なかなか会うことのできない職員間ですので、自己紹介タイムは個性あふれるお人柄が出て、楽しかったです。

 

 

<最初の訪問 宮城県名取市みのり会到着>

P1060922 P1060925社会福祉法人 みのり会

理事長先生はじめ、施設長様、そして、ご利用者様のあたたかい歓迎をしていただきました。

 

その後、高橋主任さん・目黒主任さんから、3・11当日の避難の様子をお伺いました。当時の建物は海から1キロほどの場所だったそうです。震災が起きて、職員の携帯ワンセグで津波の情報をキャッチして、すぐに移動したそうです。その後は、市役所に避難したことで、福祉課との安否確認や食糧も手に入ったが、障害特性から、集団が苦手な人が多いので、避難所で生活は断念し、職員が泊まり込みでサービスを提供したことをうかがい、命を守り生活を維持させる福祉職の重みを感じました。

PB182038P1060958そして、なるべく日常に戻す一歩として、10日後にはサービスを再開したこと、相談支援事業所は、震災当日から休むことなく、地域を奔走した話なども伺いました。最後に、職員一人一人が、できることをしっかりと受け止めて、常に行動し続けたことが、結果的に、全員無事につながったのではないかと思いました。

みのり会さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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