毎月15日は法話の日です。
今年度より長谷川理事長が利用者様の為に、毎月来園下さり、かたくら明和園の仏様の前でお経を読まれ、皆さんの健康と幸せについてお話して頂くことになりました。
お経を上げて頂いた後に、「地獄と天国を旅した人の話」をして頂きました。
地獄でも天国でも丁度お昼の時間。自分の口に運ぶには長すぎる箸を使って食事をしている所でした。
地獄ではなかなか箸を自分の口に運べず、食事が出来ない為、皆お腹を空かせていました。しかし、天国でも同じ箸を使っているのに、皆お腹いっぱいご飯を食べていました。
一体何が違うのでしょう?
天国では自分の口にご飯を入れるのではなく、長い箸で、隣の人にご飯を食べさせ合っていたのでした。
つまり、「自分の為ではなく、人の為にする事」が大事なのだという話でした。
天国も地獄も何ら変わりは無く、違っているのは、このほんの少しの思いやりがあるのか、ないのか、という事でした。
私たち誠信会の職員も「群生和楽 すべての人々の幸福の為」を理念としている事を、解り易くお話しいただきました。
その後、「三寶御和讃(さんぼうごわさん)」という歌を一緒に練習しました。
『心の闇を照らします
いとも尊きみ佛の
誓願い(ちかい)を冀う(ねごう)ものはみな
南無帰依仏と唱えよや』
悩みや迷いと言った心の闇を照らし、人として生きる道を明らかにして下さる御仏の教えを実践しようと誓願する私たちは、心から「南無帰依仏」とお唱えしましょう。
という意味が込められています。
法話が終わり、各ユニットに戻ったご利用者様の中には
「いい歌が聞けたね」と話しながら、歌の練習をしている方もいました。
「毎月、この歌を一緒に歌って行きましょう」と理事長からの提案がありました。
皆でこの思いを大切に、毎日を過ごしていきたいです。
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