平成24年度・第4回理事長研修
昨日5月16日は、主任の管理職育成研修でした。
目的を「指導職をインバスケットを用いて主体者としての意識の能力を向上し、指導職の人材育成をする。」としてリーダーの思考を学ぶ研修をとりおこないました。
インバスケットは管理職昇進試験や育成ツールで使用されるもので管理職としての思考法を学ぶものです。
さて思考には、「演繹法・帰納法」や「PDCA」に代表されるよう、さまざまな思考の方法があります。
今回は、インバスケット思考を身につけるということで、時間の管理、優先順位、問題発見能力、決断力などリーダーのスキルを体験していただきました。
インバスケットは、架空会社の管理職になりきり、60分間で仕事上に起こる様々な問題を決断していくシュミレーションゲームです。
きっと日常の業務では、主任の皆さんも60分間集中して問題がおこることはなく、こんなに頭を使うこともあり得ないとおもいますが、時間の制約や情報の少ない中で判断することはリーダーとして求められるスキルでもあると思います。
受けられた主任さんも、「リーダーとしての思考法が学べた」「表面的な判断しかしていなかった」「優先順位をつけて問題を解決していなかった」と自分の成長につながることを何か学んでくれたようです。
しかし初めてのインバスケットでやり方が分からず、すべての案件に答えられなかった人もいます。また管理者の立ち位置が分からず、判断や決断をせず理論を展開したり、上司・他部署への依存傾向がありました、また経営視点で収支等に着目する視点は見られませんでした。
管理者としての勉強ははじまったばかりです、課題点が多くこれからが楽しみであり次世代への期待がふくらみます。
技能・知識・マナー・礼儀・知恵・・・人として学ぶことはたくさんあります。
日々成長に皆さんとつとめてまいります。
理事長長谷川文徳
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