令和5年度事業計画
令和4年度は、コロナウイルスの問題に加え、国家の対立から世界的な規模で、食料やエネルギー不足などの問題が起こりました。また、わが国が抱える人口構造の変化による少子高齢化は、生産年齢人口の急激な減少問題という新たなるフェーズになりました。これらの問題は、今後さらなる悪化が想定されています。
ところで、世界には多くの国や社会があり、それぞれの歴史・文化・宗教などに基づく思想によって様々な秩序が存在しています。しかし、残念ながら現在の世界情勢は、思想の対立によって混沌としています。とくに近年は、国家や宗教の偏った思想がつくる秩序に苦しむ人たちが顕在化され、その対応が求められています。この思想は、絶対的な存在による専制・独裁的な主観なので、自ずとその秩序は、多様性を認めず異なる思想を攻撃します。よって、私たちは客観して物事の真理を見極める力(禅定)が必要だと考えます。
さて、これからの世界は、普遍的(ユニバーサル)・地球的(グローバル)な思想によって、世界のあらゆる国や社会の多様性・公平性・包括性(DEI:ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を尊重する秩序が求められます。誠信会も「理念:群生和楽~すべての人々の幸福のため~」にそって、DEIを尊重し、本年度の事業を推進しますのでよろしくお願いします。また、変化の激しい時代に合わせ、組織のあるべき姿を描き(演繹的思考)、コンフォートゾーンからの成長と変化を視座に、以下に掲げた法人目標に沿い各部門・各事業所で対応をしてください。
法人目標
『コーポレートアイデンティティの熟成』誠信会のアイデンティティを形成する。
『法人中長期計画』前年目標で未完となった、法人を中心に各部門と各施設が共同した経営計画の策定をする。
『NNOMARUvillage事業推進』富士楽寿園移転終了により本格的な事業推進をする。
『デジタル化』ICTなどを活用する体制づくりをする。
『SDGsの取組』持続可能な社会づくりをする。
『次期管理職の選考』将来を見据え経営層の確立をする。
理事長 長谷川文徳
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