禅は心の修行です!
其の二十六
即心是仏
(そくしんぜぶつ)
~こころの仏~
すなわち心、これ仏!
仏は、心の外にではなく、心の内にあります。
心の中(内面世界・精神世界)には、私たちの人格に影響を与える本性が存在します。
そして、この本性には「慈悲を持つ仏の性質」や「煩悩に溺れる鬼の性質」などがあり、人の性格は〝どちらの本性が優位になるか〟で変わり、仏にも鬼にもなるようです。
だから、仏も鬼も人の心が生み出すとも言えるのです。
さて、禅宗開祖だるま様は『直指人心・見性成仏』〝心にふれなさい、そこに仏となる本性(仏性)が見えるでしょう〟と言っています。
仏は、外の世界に求めても見つからず、心を振り返る内観によって気づくものなのでしょう。
社会福祉法人誠信会理事長
曹洞宗玉泉禅寺住職
長谷川文徳
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