平成27年2月4日(水)
平成26年度 第4回 静岡県児童養護施設協議会 栄養士・調理員部会を行いました。
県内の児童養護施設の栄養士・調理員・保育士が集まり、食育の知識をもっと深めたいという思いで、国際中医師・国際薬膳師・薬膳研究家である石部晃子氏を講師にお招きし、薬膳について講演をしていただきました。薬膳の基礎である、陰陽論や五行論などを分かりやすく説明していただきました。
地元の食材や普段から食べているメニューでできる薬膳ということで、先生から教えていただいたレシピをもとに作った昼食を、皆さんに食べていただきました。先生から、「イライラする子には、唐揚げにレモンを絞って食べさせると落ち着きますよ」「クヨクヨしている子には、唐揚げにカレー粉をまぶすと力が出てきますよ」などのお話をしてもらいました。ひと工夫することでその子に合った食事になり、また、健康な心と体へと導くことが出来るということを教えていただきました。
今回の研修を受けて、子ども達が抱えている感情や状態を、食を通して和らげたり体調を良くしていくことが出来るのだと改めて知りました。身近な食材でできているので、子どもと大人が一緒に楽しみながら、食べ物の事を学んでいけたらと思いました。
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