静岡県立こども病院の見学に行ってきました。（H25．6．25）
見学のきっかけは、こども病院の改革の一環として、子どもたちの病院に対する怖いイメージを軽減させるために、環境改善に取り組んでいるという記事を読んだことでした。
病院内へ入ると、とてもきれいな館内に驚きました。 壁には絵本のキャラクターや電車、動物などとてもかわいらしい装飾がされており、子どものように 「あっ！○○だ!!」 「かわいい～」と楽しんでいました。
窓に貼られた装飾 光が当たると幻想的です。
この環境改善は、保育士さんがプレイルームの白い壁に、ダンボールで作った大きな木を貼ったことから始まったそうです。治療への励みとして、花（カード）を貼るために作ったそうですが、そこから現在のような取り組みに広がったそうです。病院内の何百人のスタッフの中でたった７人しかいない保育士で始めたという行動力に感動しました。
現在に至るまでには苦労もたくさんあったと思います。しかし、「子どもたちの不安を少しでも取り除きたい」という保育士さんの強い思いや継続した取り組みから、周囲の理解を得る事ができたのだと感じました。
当日はお忙しい中、病院の保育士さん全員集まってくれました。とても丁寧な説明や貴重なお話を聞かせてくれ、生き生きと楽しそうな保育士さんの姿からたくさんのパワーを頂きました。
温かく出迎えてくださり、ありがとうございました。
岩倉学園 矢島・渡邉・北川
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