新年初頭に〝管理職は何をすべき存在なのか?〟共通認識をもつため「管理職の定義」について、管理職の間で話し合いをしました。
これは、職員研修で「誠信会の定義」について、グループワークをしたことにはじまります。
この研修では、ドラッカーのマネジメント論から〝誠信会の顧客とは誰か〟を考えることにより〝誠信会の存在とは何か?〟定義を考えました。
誠信会の顧客とは〝ご利用様だけなのか?、誠信会を必要としている人は誰なのか?、誠信会が大切にすべき人は誰なのか?〟を問いかけ、その結果「ご利用者様の家族」「地域の皆様」「行政関係の方々」「職場の職員」・・・・・・誠信会にとっての多くの顧客がいることが話し合われました。
そこから〝顧客が求めている事は何か?、顧客がどのような状態になることに勤めなければいけないのか?〟と更にふみこんでグループワークしたところ「幸せであること」「笑顔になること」・・・・となり、誠信会は「すべての人々の幸せを目指している」「多くの人が笑顔になるために存在している」などになりました。
そして最終的に「すべての人々の幸せのため」に存在していると誠信会理念が定義として導き出されました。
今回、以上の誠信会の定義をふまえ「管理職の定義」を話し合ったところ
『理念を実践するため、法人組織に成果をもたらす責任のある者』
となりました。
「管理職は〝職員を育成すること、職員が効率よく仕事をできる環境づくり〟なども管理職としての仕事だが、そもそも「何のために仕事をするのか」「何をするために管理職として存在しているのか」の理解や納得がなければ、日常をこなすための手法、日々起こる問題解決やルーティンワークを仕事の中心としてしまう」などの意見が交わされました。
たしかに管理職は、日常に起こる問題を解決する事も大事ですが、それ以上に日々変わっていく社会に対応し「新しいものを生み出していく」(イノベーション)も大きな務めだと考えます。
それでなければ、日常に起こる問題の本質的な解決にはつながらないからです。
私も管理職として、まだまだ至らないところが多くありますが、今回皆で導き出した、管理職の定義を指針として務めていく所存ですので、本年もよろしくお願いします。
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