総合相談
少子高齢化は、ますます社会の構造を変えていきます。
現在の少子化に適切な対応をしなければ、近い将来、日本社会は危機的状況を迎えるでしょう。
今後、社会を支える世代が減り、また社会保障への負担なども増えていきます。
さて福祉は、いま地域や家庭と共生を図っています。
しかし現実問題として人が減る以上、地域や家庭で支えるには限界があり、様々な対応の必要性が迫られると思います。
そこで誠信会では、児童・障がい・介護の総合相談部門の立ち上げを目指しています。
これは、法人として何年も前からあたためてきた案です。
しかし、法人の内部体制の強化が早急に対応する課題であったため保留状態でした。
ようやく本年度になって人事制度も本運用がはじまり、体制強化と並行して進めることができるようになりました。
総合相談部門は従来の相談業務を遂行することに加え、地域社会から必要とされるニーズや問題を掘り起こし、新しい福祉の仕組み造りにつなげることを目的としています。
また、地域社会へ情報発信をする部門として技能や知識だけでなく、福祉をとおして、命の尊厳やご縁など「こころの大切さ」を地域に伝える大きな役割も担えればと思います。
大きなことを言っているという人もいるでしょう。
たしかに前途多難ですが、すでに世の中は〝出来る!出来ない!〟の論議をしている状況ではありません。
やってみないとわかりません。しかし行動しなければ未来は変わりません。
皆様のご縁の力をいただければ幸いです。
理事長 長谷川文徳
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