あの東日本大震災の支援で、被災地に立ったとき「この国は大変なことになる」と体から血の気が引きました。
あれから1年以上が経ち、これからが本当の正念場を迎えます。
東日本大震災の復興のこと、少子高齢化など諸問題に対応していかなければなりません。
そして消費税の増税をはじめ、今後起こりうる家庭への負担額も驚くほどの数字が試算されています。
きっと、若い世代は子どもを産み育てることに、今以上に躊躇するようになるでしょう。
子どもの数は減少の一歩をたどってきました、また更に少子化の拍車をかける社会へとなっています。
子どもを育てられない状況にある社会を「国」と呼べるのでしょうか?
このままでは、この国の存続が危ぶまれます。
人がいなければ国は立ち行きません、人々が子どもを産み育て、次の世代へ社会を渡していくことが、国の大きな役割だと思います。
今、子どもを安心して育てられる社会をつくることが急務です。
生れくる子どもを増やさなければ、今起こっている様々な問題は、更に悪化の一途をたどるでしょう。
誠信会も“子どもを産み安心して育てられる社会”を目指し、家庭や地域と協力して、社会で子育てのできる環境を整える役目を果たさなければいけないと思います。
実際、家庭や地域社会では、子どもの問題、障がいの問題、介護の問題と様々な問題が混在しています。
まず、ワンストップの総合相談部門を立ち上げ、家庭や地域社会で起こっている問題に対応する体制を整え、そして各部門が協力して家庭や地域での負担を減らし安心して子育てができる環境の充実を計りたいと考えています。
また少子化の問題は、この数年の対応が大事だと思います。
子どもの数を過去にさかのぼって増やせない以上、時間的な余裕はないと思います。
この危機的な状況には「皆が自らの力を分かち合い進んでいく」しかありません。
ひとりの力やひとつの組織の力は小さいものですが、多くの人や多くの組織が集まり「自分たちのことより、先に子供たちの未来を考え」協力し合えば大きな力に変わります。
これから更なる皆様のご協力をお願いします。記事に〝good〟してね (^_-)-☆
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