理事長 平成24年6月15日「伝承」

意志をつぐ者

和尚の世界では、住職になれば弟子をつくり育成をすることが大きな勤めになります。

教えを絶やさないために伝承を重視します。

もちろん誠信会でも、創立者の理念や精神の教えの継承は重大なことです。

私は、ご縁があって創立者理事長と前理事長の息子として生まれ、身近で教えを学ぶ機会に恵まれました。

“親の背中をみて育つ” 自然と身に付く環境があったと思います。

お寺でも誠信会でも、教え(意志)をつぐ者が継承しなければ絶えてしまいます。

息子だから意志をつぐ者ではなく、教えを身につけたかどうかが重要だと思います。

縁あって教えを学ぶ機会に恵まれる環境に生まれただけなのです。

理事長になってすでに、意志をつぐ者、次世代の育成ははじまっています。

たしかに私はまだ若僧ですし、理事長になって間もない身ですが、組織のリーダーになれば、すぐにはじめなければならない勤めだと思っています。

理事長 長谷川文徳

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