「発信力 決断力 スピード感」
これは、TVでI知事とH市長の共通点としてあげられたものです。
“発信力・決断力・スピード感、確かにこの二人に共通する項目なんだろう。”と思いました。
いかに情報を的確に収集して情報を発信し、限られた情報の中で決断して、スピード感を持って対処するか。
これには組織力が問われると思います。
きっと組織力が無ければ、発信・決断のスピード感は生まれないと思います。
組織として所属する人の価値観などベクトルがあっていなければ、伝言ゲームのように情報が変わってしまいます、発信も決断もスピード感をもって対応はできません。
それぞれが違う価値観でやっていては、まとまるものもまとまらなくなります。
そもそも価値観が違えば、同じ目標を掲げても本来の目的との間にずれがあります。
その結果、目的に向かって手段を論じても結論は出ず、お互いが納得のいく手段を決めることに力をそそぎ、いつのまにか目的を忘れ、手段を決めることを目標としてしまいます。
たしかに違う価値観も大事です、また違う価値観から広がりをもった経営へとつながると思います。
しかし私の言いたい価値観とは、表面的な個人の考え方などを意味しているのではなく。本質的な価値観 “理念や精神”の価値観が共通であるということです。
少なくとも組織には共通の価値観がなければ、烏合の衆でしかないと思います。
誠信会も組織力をいかに育むか大きな課題です。
そう考えると組織とは、生き物と考えることもできると思います。
個の意識の集合体で成長もすれば老いていくこともあり、時には心身ともに病むこともあると思います。
この体を動かすことは、本当に難しいことだと感じています。
理事長 長谷川文徳
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