「散る桜、残る桜も散る桜」
良寛
玉泉寺の境内に咲いていた桜も、ほとんどが散ってしまいました。
新しい季節へと時は、着実に流れているようです。
日々、今一瞬を生きていることを大切にしたいものです。
以前、余命を宣告された方がテレビで語っていました。
「よめいは、“余命”余った命ではなく、“与命”与えられた命だと思う、そう思うようになってから生きていることを実感するようになった」考えさせられる言葉でした。
さて今日は、前理事長・長谷川和子の5回目の命日になります。
いろいろな楽しい思い出とともに過ごしたいと思います。
また創立者理事長であり前玉泉寺住職長谷川明徳が亡くなって四半世紀が過ぎました。
考えてみれば、苦しみや悲しみのなかに楽しみがあったと感じます。
“苦ある人生でも楽しみあり”か“楽ある人生でも苦しみあり”どちらの視点で捉えるか、人それぞれでしょうが、苦しみの無い人生はありません。
苦しみがあるから楽しみが存在します。
また、人は常に変わる世の中の流れにあわせて、自分自身も変わらなければなりません。
たしかに人によって、変わることを苦と感じるひともいるでしょう。しかし変わる苦しみもあれば、変わる楽しみもあります。
失敗を恐れる人もいるでしょう。人はつまづくものです、失敗を繰り返し過ちから学ばず、成長しないことを恐れるべきです。
日々、“素直に”自身の間違いを反省する姿勢を忘れず、新しいことを学び、自己成長を続けることが、“生きること”の実感につながるのではないでしょうか?
理事長 長谷川文徳
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